忙しく過ぎていく日々。休日は何をしますか？どこへ行きますか？たまにはゆっくり、自然の中で大きく深呼吸したいものですね。土や作物、自然と向き合う時間は、身も心もリフレッシュしてくれます。
浦和美園～岩槻エリアにはフルーツ狩りができる観光農園、地元の新鮮なお野菜や卵の直 売所、季節ごとの自然が楽しめる大きな公園など、自然や農を身近に感じられる場所がたく さんあります！ 
今回は浦和美園～岩槻エリアで自然や農を楽しめる場所を、「農体験」「直売所」「飲食店」「イベント」の4つのカテゴリーに分けてご紹介します。ご家族でのお出かけにぴったり ですよ♪

①農体験 ～フルーツ狩りや季節の農業体験～

岩槻区笹久保新田にある、「岩槻いちごファームNakaiwa」さんでは、毎年1月頃～5月頃までいちご狩りが楽しめます！
埼玉県オリジナル品種の「べにたま」や子どもに人気のある「あきひめ」など６種類のいちごの食べ比べができるそうです（取材当時）。その日の生育によるため、どの品種のいちごがあるのかは当日のお楽しみ♪いちご狩りは完全予約制なので、早めのご予約をおすすめします！ 
そうそう、ベビーカーや車椅子もそのままハウスに入れるのです！おむつ替えスペースまであるので、小さなお子さんがいても安心♪家族みんなで楽しむことができそうですね！ 

また、その日に朝摘みをした新鮮ないちごやトマトをはじめ、季節の野菜の直売も行ってい ます。苺の自動販売機もあるとか！
※営業日や品種などの最新情報はこちら（HP）をご確認ください。

その他、ブドウ狩りやブルーベリー狩りなどが楽しめる観光農園もあります。また、田植え や稲刈り、さつまいも堀りなど季節の農業体験はお子様連れの家族に大人気！単発で参加 できるものもあれば、年間を通じてさまざまな体験ができるものもあります。

②直売所 ～新鮮卵や産直野菜をゲット！～

緑区南部領辻にある、「浅子ファーム」さんでは、朝採りの新鮮な卵に加え、無農薬で栽培 したお野菜やお米が購入できます！
純国産鶏「もみじ」と、青みがかった殻が特徴の「アローカナ」の2品種を直売所の裏で平飼いしています。「アローカナ」は珍しい卵なので、手に入るなんてとても貴重なことですね！1つ1つの卵を丁寧に拭いて、その場でパックに詰めてくれますよ。

ところで、浅子さんはとっても気さく！
気がつくと私、食糧自給率や食品添加物の話で浅子さんと盛り上がっていました。浅子ファームさんのお野菜やお米は全て無農薬。安心、安全なものを食べてほしいという願いが込められています。
営業日は土日のみ。毎週楽しみに買いに来る常連さんが多いようです。元気で新鮮な卵は、プリっと弾力があって濃厚。これはリピート間違いなしです！

また、さいたま市農村広場（春おか広場）では、毎週土曜日9時半～12時に「春おか野菜市」が開催されています。

広場周辺で家庭菜園や農業をしている方々の、新鮮なお野菜が並びます！お目当ての野菜を購入するために開店の30分前に並び始めるお客さんがいたり、多い時には30人ほど開店待ちに並んだりと、地元の人が毎週楽しみにしている直売所です。なるべく早い時間に行くのが良いかもしれませんね！

その他、個人農家の直売所もたくさんあるので、そちらも要チェックです！

③飲食店 ～ヨーロッパ野菜や地産地消メニュー！～

実は、さいたま市はヨーロッパ野菜を栽培している農家が多く、特に浦和美園～岩槻エリア では栽培が盛んです。色とりどりで見た目も楽しい、そんなヨーロッパ野菜を食べるなら 「ヨロ研カフェ美園店」がおすすめ！

ヨーロッパ野菜をたっぷり使ったピザやビーツのティラミスなど、さいたまヨーロッパ野 菜研究会の新鮮な野菜と埼玉の食材を使用したメニューが中心。生産地と消費地が近いこ とが最大のメリットで、地産地消のセットが楽しめます！

さらに、ランチメニューにはヨーロッパ野菜のサラダバーが付いています。初めて見る野菜 も多いですが、サラダバーにはそれぞれの野菜の名前や特徴が書いてあるので安心です♪ 薪窯で焼くナポリピッツァが人気だそうですよ～♪ 
※「ヨロ研カフェ（岩槻）」とメニューが一部異なります。

店内でヨーロッパ野菜を販売しているので、気に入った野菜を自宅でも楽しめるのもおす すめポイントです！スーパーなどでは手に入らない品種もあるので、見るだけでも楽しい ですよ！

その他、緑区代山にある「射光（しゃこう）どっと」さんでは、自家栽培の野菜や旬の地元野菜を使ったランチを楽しむことができます。

「別荘地に来たつもりで、ゆっくりしていってください。」
との店主の言葉の通り、窓から見える雑木林と、靴を脱いで上がるお店のペンション感が相まって、別荘にいるような時間を過ごすことができますよ♪
また、見沼田んぼの風景を眺めながら玄米菜食の食事が楽しめる「fu.fu.fu plus（フフフプラス）」さんなど魅力的な飲食店も！地元農家の野菜を販売している日もあるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね！

④イベント ～季節を感じる自然豊かな公園～

かつて多くのサギが生息していたという自然豊かな「さぎ山記念公園」周辺では、年間を通してさまざまなイベントが開催されています！

秋に開催された「みぬま秋フェス 2024 inさぎ山」は、子ども連れの家族や見沼たんぼを散 策しに来た人々で賑わっていましたよ。産直野菜の販売や工作体験、飲食販売、見沼田んぼ のクイズラリーなど2日間にわたる充実したプログラムが魅力的！普段なかなか触れることのできない体験に、「あれもやってみたい！」と子どもも大人も一緒に楽しんでいました♪
また、さぎ山記念公園を抜けた緑地（通称：さぎ山のひろば）では、同時期に「ファーム・ インさぎ山」による野外芸術祭が開催されていました。さまざまなジャンルの芸術家が集い、 音楽やパフォーマンス、ワークショップなどが行われていました。自然の中でダイナミック な芸術を体感できることが最大の魅力です！
●住みよさレポート【特集】自然と共生する「ゆったりとあるがままの暮らし」が一番！

隣接する「見沼自然公園」では、春は見沼代用水の桜並木、秋は紅葉と、季節ごとの自然を楽しむことができます！芝生でピクニックをしている親子の姿もありました。自然の中でゆっくり過ごすのも良いですね♪

その他、秋は岩槻区鹿室のコスモス畑がおすすめです。天候にもよりますが、10月下旬～11月初旬には辺り一面コスモスが楽しめます！
キッチンカーやミニコンサートの開催、コスモス畑と野外華道のアートコラボなど、「Welcome」な雰囲気♪自由にコスモス摘みができるエリアもあり、花束を持ち帰る人もたくさんいました！ちょっとしたお散歩にも良いかもしれませんね！

最後に...

都内から車でたった1時間。そんな都会の近くでフルーツ狩りや農業体験ができるなんてちょっとびっくり！得をした気分です♪
浦和美園～岩槻エリアにある、見沼田んぼの休耕地を利用して新たに農業を始める人が増えていることもあり、特にその辺りでは農業体験や野菜の直売、小さな農関連イベントなどが頻繁に開催されています。地元農家の野菜を使ったスイーツなども魅力的ですよね。
都内からのアクセスも良く、家族で楽しめる場所がたくさんあります。
ぜひ、自然や農や食を満喫しに家族そろって浦和美園～岩槻エリアにお出かけください♪

※本記事でご紹介した場所以外にも魅力的な場所がたくさんあります！「農情報」に関する詳細は「さいたま市農情報ガイドブック トレトリ」をご参考に！
●さいたま市／さいたま市農情報ガイドブック「トレトリ」<令和6年版>

関連情報

・岩槻いちごファームNakaiwa
　岩槻いちごファームＮａｋａｉｗａ はじめに

・ヨロ研カフェ美園店
　ヨロ研カフェ 美園店 - 窯焼きナポリピッツァ

・fu.fu.fu plus
　fufufuplus • Instagram写真と動画

・ファーム・インさぎ山
　ファーム・インさぎ山 | 農のある暮らし