ノスタルジックな世界を創り上げる人形作家・高橋まゆみ氏。2003年に人形展「故郷からのおくりもの」を開催し、2010年までの7年間に全国90か所以上をまわり、日本各地で大きな反響を呼びました。
あれから十数年。この間、わたしたちは度重なる災害やコロナ禍を経験し、“日常”や“平凡な暮らし”が、とても尊いものであることを実感しました。日常の暮らしが当たり前で無くなりつつある今、高橋氏が人形作品に込めてきた、暮らしのなかの「忘れたくない、大切なもの」というメッセージが、あらためて注目されます。
高橋氏は、居住する長野県飯山市を舞台に、自らの経験や身近な人々をモデルとして、ありのままの暮らしのなかで感じた“光景”を人形にしています。今回の展覧会では、「風景(ふるさと)」、「時間(おもいで)」、「家族(なかま)」の3つの観点から、高橋氏の人形が創り出す“忘れたくない光景”を紹介するとともに、さいたま市の自然豊かな景色に合わせた展示も行われます。
高橋氏の人形を通して、多くの人々が、それぞれの暮らしのなかの「大切なもの」を見つめる機会となれば幸いです。
日時 | 令和6年9月21日(土)~12月8日(日) 休館日:月曜日(9月23日(月・休)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開館) |
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参加費 | 観覧料:一般300円(200円)、高校生・大学生・65歳以上150円(100円)、小学生・中学生100円(50円)※( )内は20名以上の団体料金。 ※障碍者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。 ◎「着物で岩槻」割引:この企画展が開催している間、着物で岩槻人形博物館に来館すると、観覧料無料。 |
主催 | さいたま市岩槻人形博物館 |
URL | https://ningyo-muse.jp/ |
アクセス | ■電車をご利用の場合 東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」から徒歩約10分 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「浦和美園駅」「浦和美園駅」バス停から国際興業バス(岩11-3)乗車、「駅前通り[岩槻駅]」バス停下車、徒歩約7分(バスについては、あらかじめ時刻表をご確認ください。) ■車をご利用の場合 東北自動車道「岩槻IC」出口から約5.5Km、車で約12分 ※駐車場は、普通自動車用28台、車いす用2台、乗降スペースは、大型バス用2台分があります。 |
お問い合わせ | さいたま市岩槻人形博物館 TEL:048-749-0222 FAX:048-749-0225 |