Iwa-tsuki

• 全国的にも有名な「人形のまち」

  

  岩槻は日本有数の人形の生産地。日光東照宮の造営に携わった工匠たちが、岩槻に留まり人形づくりが始まったと言われています。多くの人形師が技法の向上に努め、岩槻の「岩槻人形」と「江戸木目込人形」は経済産業大臣から伝統的工芸品に指定されています。
  2020年2月には、新たな名所として、江戸時代の人形や貴重なコレクションを展示するさいたま市岩槻人形博物館がオープンする予定です。

  さいたま市岩槻人形博物館
  【2020年2月22日 OPEN】

  
  

• 歴史・文化をいかしたまち

  

  江戸時代に鋳造され、城下町の人々に時刻を知らせてきた「時の鐘」や県内で唯一残る藩校「岩槻藩遷喬館（せんきょうかん）」など、岩槻には現在でも歴史を感じられる場所が数多くあります。
  駅東口は城下町の武家地（武家屋敷ゾーン）や街道沿い町屋（商工業ゾーン）が配置され、日光御成道としての宿場の面影も残っています。また、武家地の一部である裏小路ではまちなみ景観の維持・向上のための取組を進めています。

  岩槻区の見どころ（さいたま市HP）

  裏小路のまちなみづくり（さいたま市HP）

  
  

• 岩槻エリアの玄関口としての
  都市開発

  

  岩槻駅舎及び自由通路が完成し観光案内所が開設したことにより、東西への人の流れの変化や来訪者への情報提供など利便性が向上しました。
  駅西口では都市開発（土地区画整理事業）等が展開され、マンション等も建設されています。

  岩槻駅西口区画整理事業（さいたま市HP）

  
  

• 季節の節目を大切に、
  心豊かな生活を

  

  日本の五節句を知っていますか。「節句」とは、季節の節目に五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などを祈り、邪気をはらう行事のことです。
  七草粥を食べて一年の豊作と無病息災を願う1月7日の「人日（じんじつ）の節句（別名：七草の節句）、女の子の誕生と成長を祈る3月3日の「上巳（じょうし）の節句（別名：桃の節句）」、男の子の誕生と成長を祈る5月5日の「端午の節句（別名：菖蒲の節句）」、短冊に願い事を書いて祈る7月7日の「七夕の節句（別名：笹の節句）」、不老長寿や繁栄を祈る9月9日の「重陽（ちょうよう）の節句（別名：菊の節句）」を五節句と呼びます。
  岩槻は日本の伝統である五節句を暮らしに取り入れており、イベントなども行われています。

• 緑豊かな憩いの場

  

  室町時代に築城されたといわれる「岩槻城」の跡地を整備してできた岩槻城址公園。自然豊かな園内は、約600本もの桜が咲き誇る桜の名所として知られるほか、八ツ橋が架かる菖蒲池には、6月～8月上旬には睡蓮も咲き、幻想的な景観に。園内には岩槻城の城門と伝えられる「黒門」と「裏門」もあり、お城の名残を色濃く感じることができます。また、旧岩槻市の市政40周年を記念して東武鉄道より寄贈されたロマンスカー「きぬ」も展示されています。

  岩槻城址公園（さいたま市HP）

  
  

• まちなかに残る廃線の面影

  

  武州鉄道は、1924年（大正13年）から1938年（昭和13年）にかけて埼玉県内の蓮田駅から神根駅（川口市石神）までの間で運行していました。
  廃線跡は宅地や道路になるなど形地は変えていますが、岩槻区内にはその跡が点在し当時の面影を伝えています。